初めての神様
初めて神様の声が聞こえて来た時の事をお話したいと思います。
あれは中学生の頃でした。
部屋で本を読んでいる時にどこから声が聞こえてきます。
それはもちろん。聴覚で鼓膜に響いてくるものではなく体の中心が揺れ動くようなそんな聞こえ方
神社の掃除をして欲しい
それは本当に一言でした。
そう言われましても、私の家系は神社でも、家で神様を祀ってるわけでもありません。
(数年後・・・実は大昔、母方のご先祖様は神社をやってた家系だとお母さんが語ってくれました)
田舎の中学生の移動方法なんて限られております。
徒歩か自転車です。
隣町まで電車で行くのに2時間に一本の電車の上に、往復2000円近くかかるのでそんなお小遣いがあるはずもなく・・・
それに家の近くの神社さんは地域の人で役割分担して掃除をしておりましたので、ワザワザ私が掃除に出向く必要もなかったのです。
よく意味が分からないまま中学・・・高校・・・と過ぎ、20歳の頃に貯めたお金で夢を叶えて全財産を使いました。
そのお話はまた今度(*'ω'*)
さて、貯金していたお金も無くなり、ポストの中に入ってた郵便物を眺めていると一つ面白いチラシが入っておりました
*駐車場販売*
現在7台止まっておりその駐車場の権利を販売します
その頃は夢の為にお金を使った合計金額を試算し終わった時で
その時のチラシがちょうど、夢の為に使ったお金と同じではありませんか
その時、またあの時みたいに体の芯に響く声で・・・
もう!!!アナタのそのお金をこのチラシに使っていれば、自動的に収入ができて今頃神社の掃除ができてたのに!!!!
バカ!!!!
と声が聞こえてきました
(ちなみに今回の声は女性でした)
さすがに突然いきなり罵倒されてびっくりしないはずがありません。
最初は隣の人が喧嘩してると思いましたが「アナタのそのお金をこのチラシに使っていれば今頃神社の掃除ができてたのに!」
と言うフレーズで、「昔そういえば誰かから神社の掃除をしてくれって頼まれたっけ・・・」という事を思い出します。
「あれ?これもしかして私に言ってた・・・?」
それから数年・・・3~4年程、何も聞こえなかったのですが
多分怒って声をかける気も起らなかったかったんでしょう・・・
次第にまた・・・
神社の掃除をしなさい・・・(はぁ~・・・溜息)
みたいな声が聞こえるではありませんか
その時の私は今もですが、夢にお金を使うために最低限の物しか持っておりませんでした。
移動は高校の時バイトに行くために買った原付バイク。
お金は、小さい頃からお母さんが貯金しておいてくれたお年玉を使いました。
最近私が少々やらかしてしまい音が変になっておりますが、今でも現役で頑張ってくれています。
その話は置いておいて、
バイクがあれば行けるでしょ!?
と言わんばかりに神社の掃除を進められます。
ちょうど仕事が忙しい時期でしたので、声は聞こえていましたが、めんどくさいので無視しておりました
それはやがて時が流れるにつれて頻繁に聞こえるようになり・・・
最終的に令和元年5月29日に神社の服(ごめんなさい名前がわかりません)を着て掃除させていただきました。
そこに至るまでにも知り合いの神社を紹介してお話をさせて頂いたり
神様から掃除してもらう神社は地域のお年寄りが行けないような上り下りがキツイ神社の掃除だから!
と言われたり・・・知り合いの神社様の掃除する許可を頂いたりとあったのですが、さらに話が長くなるため今回はここで終わらせていただきたいと思います。
作り話ならもっと面白おかしく書くのですが、これは実際にあった現実のお話・・・
ありのままに起こったことを書いているので少々面白みに欠ける話かもしれません(笑)
初めての掃除から二か月が過ぎて・・・今はその神社様にできるだけ掃除を行くようにしてます。
この話の間にも神様から色々なコンタクトがあったのですが全てを書くと非常に長くなるため続きはまた今度書かせて頂こうかと思います。
ここまで見てくださりありがとうございました。